Web制御
Webブラウザを使用してネットワークに接続された本機の状態監視や制御を行うことができます。
Web制御機能とは
Web制御機能を使用して、PCから以下の操作が実行できます。
- プロジェクターの設定と調整
- プロジェクターの設定値の退避と復元
- プロジェクターの状態の監視
- プロジェクター異常時のメール送信
※メール送信機能を使用するには、プロジェクターが通信可能なネットワークに、メールサーバが必要です。
Web制御機能の使い方
Web制御機能の準備
Web制御機能を使用するには、以下の設定が必要となります。また、PCとプロジェクターが通信可能なネットワークに接続されている必要があります。
- プロジェクターとPCが通信可能なようにaLAN設定を行います。
- プロジェクターがスタンバイ状態でも使用する場合はaスタンバイモードを通信にします。
- プロジェクターのaLAN制御でHTTPを有効にします。
Web制御機能へのアクセス
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Webブラウザのアドレスバーに、プロジェクターに設定したIPアドレスを入力します。
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ログイン画面で、ユーザー名・パスワードを入力します。
ユーザー名は、初期設定では以下の2種類が設定されています。
初期状態ではパスワードはありません。 -
初めてログインした場合は、パスワードを設定する画面が表示されます。
設定するパスワードを2回入力してSAVEボタンを押します。
再度ログイン画面が表示されますので、ユーザー名・設定したパスワードを入力してください。 -
ログインに成功すると、Web制御画面が表示されます。
admin | Web制御のすべての機能が利用できます。 |
user | Web制御の機能のうち基本的な操作が可能です。 |
d注意
設定したパスワードは、メニュー画面のaシステム設定:基本/設定をリセット/初期化を実行すると消去されます。
Web制御のみの機能
カスタムEDIDのアップロード
ナビゲーションメニュー SOURCE下のSourceを選択します。
EDID SettingsにあるUploadを選択し、カスタムEDIDファイルをアップロードします。
bメモ
アップロードするファイルは、EDID Block0/Block1(256byte)のデータです。
カスタム背景色のアップロード
ナビゲーションメニュー SYSTEM SETUP下のBasicを選択します。
Background ColorにあるUploadを選択し、ファイルをアップロードします。
アップロード可能なファイルは、3840×2160のPNGファイルです。
設定値の退避・復元
ナビゲーションメニュー SYSTEM SETUP下のAdvanceを選択します。
退避する場合は、User SettingsにあるBackupを選択し、設定ファイルをダウンロードします。
復元する場合は、User SettingsにあるRestoreを選択し、Backupでダウンロードした設定ファイルをアップロードします。
メール通知機能
ナビゲーションメニュー MAINTENANCE下のE-Mail Notificationsを選択します。
画面にある通知に必要な設定値を入力します。
プロジェクターが通信可能なネットワークに、メールサーバが必要です。
設定の詳細はメールサーバの管理者にお問い合わせください。
Crestron Connected®設定
ナビゲーションメニュー MAINTENANCE下のCrestron® V2を選択します。
必要な設定値を入力します。
PJLink™設定
ナビゲーションメニュー MAINTENANCE下のPJLink™を選択します。
必要な設定値を入力します。
ファームウェアのアップデート
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ナビゲーションメニュー MAINTENANCE下のUpdateを選択します。
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ダウンロードしたファームウェアファイルを指定して、右上のUpdateボタンを押します。
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ファームウェア更新の確認画面が表示されますので、Yesボタンを押します。
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ファームウェアの更新が成功すると、プロジェクターが自動で再起動します。
d注意
ファームウェアの更新には、最大で20分かかります。ファームウェアの更新中は、メニュー操作は行わないでください。
また、本体の電源は絶対に切断しないでください。