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Warping(幾何学歪補正)

曲面スクリーンなどにあわせて、映像に歪みを加えて補正します。

操作の手順は次の通りです。

  1. Generic の画面で調整対象のプロジェクターを選択します。

  2. Warping の画面が表示されます。

    Warping Enable チェックを入れると調整(補正)が可能になります。
    Enable Edge blending mark エッジブレンディングのマーキングの位置とエッジブレンディングの高さ、深さの位置を表示します。ワーピングの機能で、エッジブレンディングの位置を微調整するときに使います。Blending WidthBlending Height に表示されている数値の変更は、エッジブレンディングで行います(aBlending (エッジブレンディング) )。
    Enable Cross Line Pattern 補正するときの目安となるグリッドがプロジェクターの投写映像に表示されます。入力映像は投写されません。
    Enable black Pattern チェックを入れると黒表示になります。入力映像は投写されません。
    Enable Internal Point チェックを入れると、マス目の内側に調整ポイントが追加されます。マウスで選択し、PCのキーボードの上下左右キーを使って投写映像を補正します。
  3. Warpingの画面で必要な調整(補正)ポイントをマウスでクリックします。

    調整は、PCのキーボードの上下左右キーを使用します。

    操作例

    1. Aマウスで補正対象箇所を選択します。

    2. B1回のキー操作で補正するレベルを設定します。

    3. CPCのキーボードの上下左右キーで投写映像を補正します。
      青色のポインターを動かして補正を行うと、プロジェクターで投写された映像が変化します。Warping toolの設定メニュー画面は変化しません。

    bメモ

    幾何学歪補正は、縮小する方向にのみ操作可能です。拡大方向の補正には対応していません。

Cursor Movement Scale

選択した調整ポイント(青いポインタ)の移動量の変更します。1ステップあたりの調整移動量を6段階で選択できます。

設定値(ピクセル)
0.5 1.0 4.0 16 32 64

Warping Grid

選択できるグリッドの数を変更できます。

設定値
2×2 3×3 5×5 9×9

2×2の場合

9×9の場合

Coordinate

選択した補正位置(青色ポインター位置)の座標軸を表示します。

Warping

調整ポイントを選択し、PCのキーボードの上下左右キーを使って補正します。調整したいポイントすべてに対して実施します。

Cursor Movement ScaleWarping Grid の設定値の変更後は、再度調整ポイントを選択してください。

bメモ

補正時の操作順は、ワーピンググリッドの数が少ない方を先に調整し、あとからワーピンググリッドの数の多い方を操作してください。ワーピンググリッドの数が少ない設定が優先されます。

操作例:ワーピンググリッド 9×9で補正したあとに、ワーピンググリッド 2×2で補正すると、ワーピンググリッド 2×2で操作した状態を優先して補正しなおします。

d注意:ワーピング設定情報の保存について

  • ワーピング設定情報の保存の時は、 Warping Enable にチェックマークがあることを、必ず確認してください。
  • File メニューの Save as で、CSVファイルを保存できます。任意の名称で保存してください。
  • ワーピング設定情報は、接続プロジェクター毎に保存する必要があります。また、保存済みのCSVファイルを使う場合も、プロジェクター毎に保存ファイルを選択ください。
  • 保存については、「aプロジェクトの情報の保存」も併せてご覧ください。

A青色のポインターを動かして、歪み補正を行います。

  • プロジェクターで投写された映像が変化します。
  • Warping Toolの設定メニュー画面は変化しません。

BWarpingの編集メニュー

Warpingのメニュー詳細

  • Warping Enable:チェックすると幾何学歪補正が有効になります。
  • Enable Edge blending mark:エッジブレンディングのマーキングの位置とエッジブレンディングする高さ、深さの位置を表示します。

    • Blending Width:2つの投写映像の水平方向のオーバーラップ部分のピクセル数を表示します。
    • Blending Height:2つの投写映像の垂直方向のオーバーラップ部分のピクセル数を表示します。

    数値の変更は、Blending で操作します(aBlending (エッジブレンディング) )。

  • Enable Cross Line Pattern:チェックを入れると、プロジェクターの表示にマス目が表示されます。入力映像は投写されません。

  • Enable black Pattern:チェックを入れると黒が表示されます。入力映像は表示されません。

  • Enable Internal Point:チェックを入れると、マス目の内側に調整ポイントが追加されます。

    マウスで選択し、PCのキーボードの上下左右キーで使って投写映像を補正します。

    丸の部分をマウスで選び、PCのキーボードの右キーを押すと、投写映像が変化します。

Reset

補正結果をすべて初期値に戻します。すべての設定が初期化されます。調整途中の状態を保存したいときは、「aプロジェクトの情報の保存」をご覧下さい。