各部名称と機能
No. | 名称 |
---|---|
1 | 投写レンズ |
2 | インジケーターランプ |
3 | 操作パネル |
4 | リモコン受光部 |
5 | 接続端子部 |
6 | スピーカー |
7 | セキュリティスロット * |
No. | 名称 |
---|---|
8 | 調整脚 |
9 | セキュリティバー |
10 | 吸気口 |
11 | 排気口 |
12 | 電源端子 |
13 | 主電源 |
* Kensington社製のマイクロセーバー・セキュリティシステム対応のセキュリティスロットです。
操作パネル
本体の操作パネルで本機を操作します。操作パネルの各ボタンの名称と機能は以下のようになります。
No. | ボタン名称 | 機能 |
---|---|---|
1 | (電源) |
本機の電源をオン/待機状態(スタンバイ)にします。 レンズが収納ポジションになると自動で(約3秒)電源が待機状態(スタンバイ)になります。 |
2 | LENS | レンズのフォーカス、シフト、ズームの調整をします。 |
3 | セレクター | メニュー操作時に使用します。 |
4 | ENTER | メニュー操作で選択した選択項目を決定します。 |
5 | MENU | 各種設定・調整用のメニュー画面を表示します。 |
6 | SHUTTER | 映像と音声を一時的に消します。再度ボタンを押すと投写します。 |
7 | BACK | メニュー操作時に一つ前のメニュー階層に戻ります。 |
8 | HDMI1 | HDMI1を選択します(FP-Z8000)。 |
INPUT | 入力機器を切り替えます(FP-Z6000)。 | |
9 | HDMI2 | HDMI2を選択します(FP-Z8000)。 |
HDMI1 | HDMI1を選択します(FP-Z6000)。 | |
10 | DisplayPort | DisplayPortを選択します。 |
11 | HDBaseT | HDBaseTを選択します。 |
12 | SDI | SDIを選択します。 |
ロックレバー
投写レンズ部は、回転式となっており、マウント軸、レンズ軸にそれぞれロック機構がついています。次の⼿順で回転させてください。また、投写時は、必ずロックをかけてください。
d注意
- 投写方向やレンズシフト調整によっては、映像がケラレる場合があります。
- レンズを回転させると前回のシフト位置に自動的に移動(画⾯が動く)します。レンズシフト中(画⾯が動いているとき)は、レンズを回転させないでください。
- レンズを回転するときは、レンズ部を支えてゆっくりと回転させてください。
- レンズの向きを変えるときは、周囲に⼗分注意してください。投写光が⽬に⼊ると、視⼒障害などの原因になることがあります。
ロック解除━マウント軸ロックレバーによる回転
ロック解除-マウント軸ロックレバーを押してロックを解除すると、レンズマウント部を軸にして90°回転できます。ロックレバーを引くと、ロックがかかります。
A解除
Bロック
ロック解除━レンズ軸ロックレバーによる回転
ロック解除-レンズ軸ロックレバーを FREE にスライドさせ、ロックを解除すると、レンズ部を軸にして、90°ずつ360°回転できます。
A解除
Bロック
レンズ軸ロックレバーを FREE にするとレンズが回転でき、
LOCK にするとロックがかかります。
d注意
収納時にレンズ部を下向きにして収納位置に回転させないでください。レンズの傷、破損の恐れがあります。
d注意:運搬時、収納時のご注意
レンズの傷、破損の恐れがあるため、運搬時、収納時は以下にご注意ください。
- レンズシフトをホームポジションに戻してください(:SHIFT ボタンを3秒⻑押し)。
- レンズを収納時のポジションに必ず戻してください。
-
運搬時は、保護カバー(⼤1枚、⼩1枚)をレンズ部に装着してください。
保護カバー(大)
保護カバー(小)
接続端子部
接続する機器に応じた接続端子にそれぞれのケーブルで接続します。
名称 | 機能 | ||
---|---|---|---|
映像⼊⼒用 | 1 | HDMI 1⼊⼒端⼦ | HDMI2.0、HDCP 2.2対応、最大3840 × 2160 60P入力 |
2 | DisplayPort⼊⼒端⼦ | DisplayPort1.2、HDCP 1.3対応、最大3840 × 2160 60P入力 | |
3 | SDI⼊⼒端⼦ | BNC、3G/HD/SD SDI対応 | |
4 | HDBaseT⼊⼒端⼦ | RJ-45、映像/音声、最大3840× 2160 60P入力 | |
制御⼊出⼒用 | 5 | LAN端⼦ | RJ-45、ネットワーク接続⽤、10Base-T/100Base-TX |
6 | HDBaseT端⼦ | RJ-45、プロジェクター制御用 | |
7 | RS-232C端⼦ | D-Sub 9Pin、プロジェクター制御用 | |
⾳声⼊出⼒用 | 8 | AUDIO⼊⼒端⼦ | 3.5mm、ステレオミニジャック |
9 | AUDIO出⼒端⼦ | 3.5mm、ステレオミニジャック | |
その他 | 10 | USB1端⼦ | Type A、メンテナンス⽤、DC5V1.5A(最大) |
幾何学歪補正・エッジブレンディング機能⽤ *1(FP-Z8000のみ) | 11 | HDMI 2⼊⼒端⼦ *2 | HDMI1.4、HDCP 1.4対応、⾳声⼊⼒⾮対応 |
12 | USB2端⼦ | Type A、設定ソフトウエア用 |
設定方法は「a各機器との接続」をご覧ください。
入力信号の切替えは設定ソフトウエアで変更します。初期設定値の入力信号は1920×1200で固定しています。設定値の信号と異なる信号を入力すると映像が乱れることがあります。
d注意
- 接続するときは、本機や接続する機器の電源を待機状態(スタンバイ)にしてください。すべての接続が終わったあとで、最初に本機の電源を⼊れ、接続した機器の電源をオンにします。
- 接続機器によっては機器専⽤のケーブルを使⽤したり、変換プラグやアダプターが必要となる場合があります。
インジケーターランプ
インジケーターランプ(ON/STANDBY、TEMP、STATUS)の点灯/点滅/消灯で、プロジェクターの状態がわかります。
各インジケーターランプとプロジェクターの状態は以下のようになります。
ランプ | |||
---|---|---|---|
ON/STANDBY | TEMP | STATUS | プロジェクターの状態 |
赤点灯 | 消灯 | 消灯 | 待機状態(スタンバイ) |
赤点滅 | 消灯 | 消灯 | 待機状態(ネットワークスタンバイ) |
緑点滅 | 消灯 | 消灯 | 起動中 |
緑点灯 | 消灯 | 消灯 | 電源オン |
緑点灯 または 緑点滅 | 赤点滅 | 消灯 | 本体の温度上昇 |
消灯 | 消灯 | 赤点灯 または 赤点滅 | ファンの異常 |
緑点灯 または 緑点滅 | 消灯 | 赤点灯 または 赤点滅 | |
緑点滅 | 消灯 | 赤点滅 | 光学エンジンの異常 |
消灯 | 赤点灯 | 赤点灯 または 赤点滅 | レザー光源の温度上昇 |